偏差値の意味が分からない方へ

偏差値は中学受験でも、高校、大学受験でも、志望校決定の目安となる数値といわれ、成績の良し悪しを判断する材料ともなっています。でも、偏差値ってどういう数値なのかあまりよくわからないという人が多いのも事実です。偏差値をすべて説明しようとすると、統計だのなんだのと特殊な計算が必要となってくるので、そこは端折って簡単に説明します。

ある子供2人がテストを受けました。A君はとても難しい内容のテストでした。難しい内容だったのでテストを受けたクラスの平均点はたった30点です。A君は48点でした。一方B君はA君が受けたテストよりもずっと簡単なテストを受けました。テストを受けたクラスの平均点は80点でした。B君は70点でした。

この場合、難しいテストを受けたA君は平均点以上だったので優秀な成績と言えますが、簡単なテストを受けたB君は平均点以下だったので優秀とは言えません。しかしまた別のテストを受けたときにはどうなるのか、テスト問題によって平均点も二人が取れる点数も違いが出てくるため、成績がいい、悪いをしっかり判断することができません。

偏差値は、平均点数を50点と定めて考えます。A君は平均点が30点のテストを受けたので、偏差値による平均の50は、テストの平均点の30点ということになり、平均点の30点よりも高い点数を取ったA君の偏差値は50よりも上、ということがわかります。

逆にB君は点数こそいいのですが、偏差値50となる点数が80点なので、偏差値50よりも下ということになります。つまり、成績がいい状態ではないと判断できます。こうした偏差値の点数を出すことで、お子さんの学力を数値によって判断できるのが偏差値です。